髭の剃り方には、大きく分けて2つのタイプが存在します。ここではこれら2つの髭剃り方法のメリット・デメリットはもちろん、必要に応じてその正しいやり方なども紹介します。もちろん、ひげ剃りにはどんな効果があるのかについてもわかります。
髭の剃り方について
多くの男性にとって髭は、生やす気のあるなしに関わらず、避けられない存在ですよね。皆さんもご存知の通り、一般的な髭の剃り方としては、「ドライシェービング」と「ウェットシェービング」が挙げられます。これらのヒゲ剃り方法のメリットやデメリットについて、ここでは詳しく紹介します。尚、便宜上このページでは、男性の髭の剃り方についてのみ紹介します。女性のうぶ毛の剃り方等については扱わないので、ご了承ください。
髭剃りの効果
髭剃りには、毛を剃るだけでなく肌の角質を取り除き、顔をリフレッシュするという効果もあります。簡単に言うと髭剃りによって、顔を掃除しているのと同じです。しかし髭の剃り方が肌質に合っていなかったり、髭剃りを強引な方法で行うと、肌を傷付ける原因になってしまいます。
ドライシェービングとは
ドライシェービングとは、一般的には電動のシェーバーを使って髭剃りをすることを言います。大半の男性が毎朝行っているひげ剃り方法が、ドライシェービングなのです。
ドライシェービングのメリット・デメリット
ドライシェービングのメリットは何と言っても、時間を節約できることです。加えて最近のシェーバーは性能も格段に向上しているので、髭の剃り残しもほとんどありません。しかし、ドライシェービングではどうしても剃り残しが出る事と、髭剃り後の爽快感がほとんどないというデメリットがあります。また性能の良いシェーバーはまだまだ価格が張る傾向にあるので、簡単に手を出せる商品ではない事もデメリットの1つでしょう。
ウェットシェービングとは
ウェットシェービングとはその名の通り、髭を濡らしてカミソリなどで毛を剃る方法です。
ウェットシェービングのメリット
ウェットシェービングのメリットには、以下のようなものが挙げられます。
・スムーズにひげ剃りができる
・髭を深剃りできる
・ひげ剃り後の爽快感
このようにウェットシェービングは、深く密度の濃いヒゲ剃り方法です。床屋さんでは必ずウェットシェービングをしてくれる理由もここにあります。また、髭剃りを「楽しむ」という感覚があるヨーロッパの人の間ではいまだに、ウェットシェービングを欠かさない風潮もあります。いずれにしても、本格的に髭剃りをする場合には、ウェットシェービングがオススメです。
ウェットシェービングのデメリット
ウェットシェービングをする上でのデメリットはそれほどありませんが、あえて言うと以下のような点が挙げられるでしょう。
・時間と手間がかかる
・本格的に実践するには、専用のグッズを揃える必要がある
朝はどうしても1分でも多く寝ていたいものです。そのため、どうしても髭剃りの時間が削られてしまう傾向にありますが、一度ウェットシェービングの爽快感を覚えたらクセになってしまいます。
ウェットシェービングのやり方
- 髭を蒸らす
ウェットシェービングの第一段階は、蒸しタオルなどでヒゲを暖める(≒蒸らす)事です。蒸しタオルをヒゲに1分ほど乗せて毛質を柔らかくしたら、シェービングクリームなどで髭のすべりを良くしましょう。この際クリームは円を描くように滑らせると、クリームが地肌に浸透するので、ラクに髭剃りができるようになります。 - 髭を剃る
次にいよいよ髭を剃る番ですが、カミソリを顔の上部から下部に向かって剃るのがコツです。これは髭が生えている方向にカミソリを動かすことで、抵抗なくヒゲ剃りができるようにとの考え方から来ています。 - スキンケア
ひげを剃り終わったら、冷水で満遍なくクリームを落としましょう。冷水で洗い流すことにより毛穴が引き締まるので、スキンケアに繋がるだけでなく爽快感も高まります。