異常気象といわれると、台風や洪水、干ばつなどを思い浮かべます。ですが、私達の身近なところでも異常気象は起きています。毎年のように続く猛暑と暖冬ですが、「たまたまでしょう?」などと思っていては大変です。
猛暑や暖冬も十分に異常気象なのです。では、この猛暑や暖冬も含めた異常気象の原因とは何なのでしょうか?また、対策を立てることはできるのでしょうか?
日本でも多少、騒がれてはいるものの、ヨーロッパに比べれば全く対策を行っていない事、それはCO2削減。要するには地球温暖化への対策です。
石油、石炭の燃焼によって多く排出される二酸化炭素(CO2)ですが、本来であれば草木が酸素を作り出すためや、地球の熱を宇宙に逃がさないために必要な気体ですが、その地球から熱を逃がさない効果があだとなり、200年間で大気中の二酸化炭素濃度が25%も増えた結果、地球全体が温室に入っているような状態を作り出しています。
このような効果を持つのは、二酸化炭素やフロンといった気体で、これらのことを温室効果ガスといいます。