ガラスは材料や火、作り方によっていろいろな姿に変化します。
私たちが意識していないところでも、ガラスは利用されていたり、不思議なことが起こっているんですね。
ガラスは、私たちの身の回りでどのようにかかわっているのでしょうか。
ガラスは、溶かせば液体になりますし、冷やせば固体になります。ガラスの材料を混ぜて、ちがうものを作ることもできます。
ガラスには、加える材料や作り方によって、赤い色にも青い色にもなります。
使った材料や作り方が、そのままガラス製品に反映されます。
窓ガラスをひっかくと「キイキイ」なったり、ガラスのびんに息を吹き込むと「ぼーっ」という音がなったりと、いろいろな音が鳴ります。
現在、ガラスは、住宅の断熱材になったり、コーティング剤になったり、新しい使い道が開発されています。
紙パックやプラスチックは軽くて持ち運びしやすいです。けれど、ガラスにもガラスにしかない良さがあるんです。
ガラスの特ちょうを活かした利用法で、環境にやさしい未来が作られるんですよ。
Q1.地球にいちばんやさしい容器はどれ?
1. 缶 2. ペットボトル 3.リターナブルびん
Q2.次のうち、リターナブルびんにならないのはどれ?
1.店にかえす 2.燃やせないごみに出す 3.回収日に出す
Q3.1992年に、宇宙飛行士の毛利衛さんがガラスの実験をしました。その実験とは?
1.ガラスをつくる 2.光ファイバーをつくる 3.ガラスを割る
A1:1.リターナブルびん
缶やペットボトルもリサイクルできますが、そのための燃料が必要になります。リターナブルびんは、使ったびんをそのまま再利用できるので、燃料がいちばん少なくすみます。
A2:2.燃やせないごみに出す
ごみとして出すにはいくつかの方法があります。燃やせないごみとして出すと、うめたてをして処分することになるんですよ。
A3:1.ガラスをつくる
1992年、日本人の宇宙飛行士として、毛利衛さんが初めてスペースシャトルに乗りました。普通、ガラスは容器に入れて原料を混ぜるのですが、スペースシャトルの中では、容器を使わずに空中で材料を混ぜて、ガラスが作られました。