ガラス細工を見ていると、その透明な色にひきこまれてしまいます。
そしてガラスに変化する前の天然の素材もまた美しいものです。
ガラス工芸の技術の発展には、たくさんの人がかかわってきました。
このように美しいガラスの世界を見てみることにしましょう。
ガラス工芸の材料を販売しているお店や地域の施設では、ガラス工芸の教室を開いています。
とんぼ玉やステンドグラス、
ビーズアクセサリーなどいろいろな種類があります。
材料をそろえるのは大変ですが、教室に通えば、工具を貸してもらえます。
火を使う場合やガラスをカットするときなどは、大人がついていないと不安です。
教室なら、教えてくれる人もいるので、ガラス工芸に挑戦しやすいでしょう。
ガラスの工芸品をコレクションしてみませんか?
古いガラスの工芸品は何百万とか、1.000万円などと高い値段なので、大人でも買うのは大変です。
けれど、小さなとんぼ玉やビーズなら、集めることができるでしょう。無理のない範囲でこつこつ集めるのが、
長くコレクションするコツです。1つ1つ違う模様のとんぼ玉や澄んだ色のビーズは、きっと宝物になりますよ!
なかなかお目にかかれない、貴重なガラスの工芸品は美術館や博物館で見ることができます。
施設によっては、ガラス工芸の体験ができるところもあります。ショップを見るのも楽しいですよ♪
- 金森美術館・バカラコレクション:北海道函館市
- 箱根ガラスの美術館:神奈川県足柄下郡箱根町
- 現代ガラスの博物館:東京都港区
- 世界のガラス館:石川県加賀市
- 能登島ガラス美術館:石川県七尾市
- 伊豆ガラスと工芸美術館:静岡県伊東市
- 三河工芸ガラス美術館:愛知県西尾市
- ガラス工芸博物館:三重県伊賀市
- 妖精の森ガラス美術館:岡山県苫田郡鏡野町
Q1.日本の伝統的なガラス工芸の「切子」の意味とは?
1. カットグラス 2. ダイヤモンド 3.型紙
Q2.次の中で、ガラス工芸が栄えた町は?
1.金沢 2.下関 3.鹿児島
Q3.クリスタルガラスには、何が多く含まれているの?
1.酸化銀 2.酸化鉛 3.酸化鉄
A1:1.カットグラス
カットグラスとは、もともと水晶細工のカッティングのことをいいます。
薩摩切子の誕生によって、日本独自の切子が発展しました。
A2:3.鹿児島
江戸のガラスに代わって発展したのが、薩摩ガラスです。薩摩とは、現在の鹿児島のことをいいます。
A3:2.酸化鉛
ガラスは鉛が多くなるほど、光の屈折率や反射率が高くなるので、高級なガラス製品には鉛が多く使われています。