ガラスは珪砂(けいしゃ)と呼ばれる砂から作られています。珪砂を溶かして液体にし、冷やし固めてガラスになります。歴史とともにいろいろな、作り方が発展してきました。
普通、固体の物質は、規則的な結晶構造を持っています。しかし、ガラスの場合は、網の目が不規則に連なっているだけで、結晶構造を持っていません。この状態をガラス状態といいます。この状態は液体に近いと考えられています。ですから熱を加えるとどろどろの液体になりますし、冷やせば固まります。窓ガラスやガラスのびんは、こうした性質を活かして作られているのです。
ガラスはいろいろな名前で呼ばれていました。日本では、瑠璃(るり)、玻璃(はり)、びいどろ、ぎやまんと呼ばれていたのですが、オランダ語のGlass=ガラスが一般的に使われるようになりました。漢字で硝子と書くのは、硝石(しょうせき)が原料に使われているためです。
ガラスの種類は、使い方や材料のちがいによって、数千種類もあります。
最も使われているガラスで、窓ガラスやびんなどに使われています。
鉛ガラスともいって、高級なガラス製品に使われたり、飾りに使われます。カットのしかたで、キラキラときれいに輝きます。
普通のガラス(ソーダ石灰ガラス)とちがって特殊な作り方によって、強度を増したガラスです。
普通のガラスより3~5倍の強度があります。
複数のガラスの間に樹脂などをはさんでくっつけたガラスです。衝撃に強いので、車のガラスや防犯ガラスとして使われています。
樹脂によっては、防音効果や紫外線反射などの機能をつけることができます。
実験用ガラス器具や大きな照明器具に使われています。家庭では、電子レンジにかけられる調理器具として使われています。
プラスチックを強化するために用いられます。断熱材やスタッドレスタイヤのひっかき材として使われることもあります。
陶芸に使われる粘土の粘りを調整するために使われます。
ガラスを結晶化させたものです。強度や耐熱性が増しています。
ガラス質物質ともいって、主成分はちがうけれどガラスの仲間には、
アクリル樹脂で作られたガラスです。有機ガラスとも呼ばれます。
ガラスのように結晶構造を持たない金属をアモルファス金属といいます。アモルファス金属は急に冷やす特ちょうがあって、小さい部品しか作れません。ガラスのようにゆっくりと冷やして固める金属を金属ガラスといって、丈夫な金属が作れます。
光に当てると電気が通りやすくなるガラスです。
などがあります。
ガラスは様々なところで利用されています。
日常生活に…窓ガラス、鏡、ブラウン管など
建築物に…ステンドグラス、シャンデリアなど
芸術に…ガラス絵、ガラス食器、とんぼ玉など
このようにいろいろなところで活躍しているガラスについて、調べてみましょう♪