ダイヤモンドの陰影>ダイヤモンドの秘密
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ダイヤモンドの秘密ダイヤモンドは、世界で最も硬い物質であると聞いたことがあるでしょう。しかし、扱い方一つでもろくも砕け散る危うさを持っています。不思議なことに、ダイヤモンドと言う宝石は誰もが知っているのに、その性質については硬い・(値段が)高い・光るといった程度なのでは無いでしょうか。まずは、ダイヤモンドと言うものがどのようなものであるのか、その性質や価値とはどのようなものなのかといった、ダイヤモンドそのものの秘密について考えてみませんか。 このカテゴリーについてこのカテゴリーはダイヤモンドの性質・品質・その価値や用途などについて紹介していきます。 ダイヤモンドというものはいろいろと面白い鉱石なのですが、まずはダイヤモンドという物がどのような性質をもっていて、どのように使われているかを知ってもらわなければ、話が進みません。ダイヤモンドの基礎知識として読んでみて下さいね。 ここでは、以下の4ページに渡ってダイヤモンドの知識を紹介します。 ダイヤモンドの性質ダイヤモンドは面白いことに火をつけても燃える事はありません。しかし、高熱にさらし続けると消えてなくなってしまうのです。 また、ダイヤモンドは世界で最も硬い物質ですが、ダイヤモンドにはへき開性という「割れやすい」性質があり、ポイントを抑えた衝撃を加えればあっさりと砕けます。その時の耐久性を数値化する計算に当てはめると、水晶の7.5という数字に近くなります。 つまり、ダイヤモンドを水晶に叩きつければ相打ちになる可能性が高いのです。こうした、ダイヤモンドの持つさまざまな性質についてお話しています。 ダイヤモンドの品質ダイヤモンドの原石を磨き上げると宝石として生まれ変わります。しかし、シロウトにはそのダイヤがいいものなのか、それともたいして価値が無いものなのか、わかりかねるでしょう。 ダイヤモンドを売るほうにとっても「このダイヤはこんなにいいものですよ」と勧めづらいものです。そこで、4Cという規格が考え出されました。4Cとは、カラー、カット、クラリティ、カラットの4つの要素について、専門家が評価したものです。これをみればシロウトでも大まかな品質を知ることが出来るし、勧めるほうにとっても主観ではなく、客観的な評価から勧められるので便利なものです。 しかし、公的な鑑定と言うものや統一した表記が無いなど、困った点も多いのが実情です。ここでは、4Cの項目について紹介し、その価値や品質についても話しています。 鑑定書と鑑別書鑑定書と鑑別書は、似た響きですが実質的にはまったくの別物です。 鑑別書は鑑別すべき宝石が「天然か人工物か、または天然であった場合は加工をほどこしていないか」といったものを判別するものです。その石が本物かどうかを診断してくれるわけですね。 また、鑑定書はその石の品質について客観的な意見を述べるものです。ある意味では機械的に、色のランクはここ、透明度のランクはここ、と評価してくれるものです。大事なのは、品質を評価するものの、価値に関しては評価しないということ。 鑑定書で高評価を受けたものは、客観的に高値で取引されることが多いものの、購入に際してはそれだけでは無いということですね。そのほか、鑑定書は信頼できるのか、といった話題や、鑑定機関によって評価がばらつく現状などについて話しています。 「宝石」か「くず」か?ダイヤモンドの産出量は年々増加していますが、一定量以上の産出は価格崩壊につながると言う理由で、産出制限されています。さて、そうした産出量の大半が宝石としては価値の無いクズダイヤモンドです。 しかし、宝石としての価値は無いといっても、工業的に見れば素晴らしい素材で、それこそ意識している人は少ないでしょうが、日常生活のあちこちで見かけられます。それどころか、天然のダイヤモンドだけでは追いつかず、合成ダイヤモンドを生産して使用しているほどです。 ところで、身近良く見るといった工業用ダイヤモンドは、一体どのような場所に使われているのでしょうか? ここでは工業用ダイヤについて、いろいろお話して行こうと思います。 コラム:ダイヤモンドは永遠だけどダイヤモンドは非常に安定していて、日光・薬品・酸などに対して抜群の抵抗性を持っていますし、その硬度も最高級です。だからこそ、ダイヤモンドを大事にしまっておくのですね。 ところで、エンゲージリングに代表されるように、ダイヤモンドは購入された後ほとんどは中古として流通せずに、自宅で大事に保管されています。そして多かれ少なかれ、毎年新しいダイヤモンドが産出されているわけです。 つまり、年々ダイヤモンドのストックは世界中に増え続けています。ダイヤモンドの価値の大半は産出・流通制限による希少性の保持にありますので、大きく値崩れすることは無いにしても、投機目的で購入するものでは無いようです。やはり、ダイヤモンドという宝石の美しさを愛する人が、自分のために購入するべきものですね。 |
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