四川料理特有の香辛料
四川料理は、日本料理には使わない様々な香辛料をたくさん使います。八角、唐辛子、山椒、花椒などはその代表的な香辛料として本格的な四川料理を自宅で作る時には必ず購入しなければなりません。唐辛子はうどんやおそばを食べる時かけることが多いし、山椒といえばうなぎを食べる時かけて食べる人が多いので四川特有の香辛料と言うので不適切かも知れません。しかし、四川料理に使う唐辛子と山椒の量は我々日本人ではとても理解できない量であること、四川の人が唐辛子や山椒に対する必要性と使用頻度から「四川料理特有の香辛料」と言うことにしました。
甜麺醤(テンメンジャン)
甜麺醤は小麦粉、水、塩を主な材料としている中国味噌の一種です。中華料理の中で甜麺醤の使用範囲は非常に広く、中国人のご家庭には必ず用意されている調味料でしょう。中国のスーパーの調味料コーナーでは数多くのメーカーの甜麺醤を見ることができます。甜麺醤さえあれば、本格的な坦々麺を簡単に作ることができます。また四川料理の定番とも言われるマーボー豆腐、チンジャオロース、マーボーナスを作る時、甜麺醤を入れると味に深みが増します。日本で市販されている甜麺醤は瓶に入っているものが多いですが、開封した後は冷蔵庫に入れなるべく早く使い切るようにしてください。